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Fukushima Sou² All Fashion Challengeへの道 ー本番ー

東日本大震災で大きな打撃を受けた東北は縫製業が集積し、アパレル業界を支える地域。

岩手県や宮城県の沿岸部は津波、福島県は原発事故の被害から立ち上がり、

復興への歩みを着実に進めています。

そして現在、地元の縫製工場が一丸となって産業を活性化、

人材確保・育成に力を注いでいる、福島県南相馬市。

そこで昨日行われたのが「Fukushima Sou² All Fashion Challenge」です。

当校の卒業生が入社し、活躍している福装21、

ファッション・リナ、東京ファッション、三恵クレア、テンキャット、ファッションシバ、

ソーイング・リヴ、アーティジャングル等複数のアパレル生産企業が中心となり、

南東北ファッショングループとしてイベントを主催されています。

イベントではデザインコンクールを行い、その入賞者はプロの縫製工場にデザインを

実際の服におこしていただけるという夢のようなもの!

福島や宮城の服飾学生や大学生、中高生など100人を超える応募の中から、

ドレメ生も3名入賞することができました。

また、微力ながらイベントを盛り上げるための学校オリジナルファッションショーも

披露させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校のステージよりもはるかに大きいステージ。

そして700名近いお客様の前で披露したショーでしたが、

学生達は自信に満ち溢れたウォーキングと演出で観客を魅了していました。

今回のラインナップを使ったショーはこれで終了です。

来年はどのようなショーが出来るか、今から楽しみです。

2月2日、3日には仙台メディアテークにて新作ファッションショーを

開催いたしますので、詳細は追って告知したいと思います^^

 

そして入賞者のファッションショー!

入賞者の紹介とデザイン画はこちらの記事で紹介しています。

 

スタイリスト学科1年武田愛里さんのデザインテーマは「菊」

こちらはなんと「審査員特別賞」を頂戴しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細かい花びらも1枚1枚丁寧に作られているため、歩くたびにひらひらと

花びらが柔らかくなびいて、春風を感じるデザインでした。

何より色鮮やか、華やかなドレスで会場がぱっと明るくなりました。

このお花たち、すべて紙でできているんですよ☆職人技光るドレスです!

 

次はスタイリスト学科2年峯田政樹くんの作品です☆

テーマは「ファッションで東北をより華やかに」です。

唯一のメンズ入賞者で、秋のトレンドのチェックとゆるやかなシルエットで

温かみのあるデザインになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲストの芸人さんコンビがペアルックで登場してくれました。

パンツのすそにしつらわれたリボンがポイントになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして100人を超える応募の中の入賞、さらにその入賞者の中から、

ドレメ、デザイン造形学科2年和井内さくらさんが

準グランプリ」を受賞いたしました?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面をつけ、アンニュイな表情のドレス。テーマは黄昏とカゲロウです。

紫から青に移り変わるティアードスカートの上にさらに1枚ガウンを羽織ることで

黄昏の空を連想させ、ハッと息をのむ美しいドレスでした。

首元やすその細かいフリルも細部まで綺麗に出来上がっており、

プロの技術を目の当たりにしました!

 

この入賞者の服はすべてデザイナー本人にプレゼントしていただけるそうです。

このような素晴らしい機会を与えてくださった、縫製企業の皆様、

本当にありがとうございました。

また来年も参加させていただきます^^

宮城からも東北のファッションシーンを盛り上げていきましょう!

 

ーーーー番外編ーーーーー

 

ファッションショーの傍ら、ご来場の皆様にお楽しみに頂ける様、

体験型ブースを設置いたしました?

手の器用な学生達がお手伝いしてくれて実現した、

リボンロゼットブローチ作り体験?

予想をはるかに超える大盛況ぶりで、用意していた材料が

足りなくなる事件!(笑)ドレメ生の生産力で必死に用意しました!

小さなお子様から、大人のお姉さまたちまで、

多くの方の笑顔にふられたこと。

南相馬の方々とじかにお話できたこと。

素晴らしい経験になりました。

初対面の人ともモノづくりを通すと、すぐに打ち解けられます。

出来上がったときに皆様のお顔が忘れられません(/ω\)

こちらも併せて、ご来場誠にありがとうございました!