クリエーター学科

(デザイン専攻) (ビジネス専攻)(アーツ&クラフト専攻)

3年次クリエーター学科は、各学科の2年次までを修了した学生のための任意のカリキュラムになります。
プロとして、現場で即戦力となるクリエーターを養成します。

3年次 デザイン専攻

デザイン造形学科の2年次まで学習した授業をベースに、服飾製作のハイレベルな技術、パターンメイキング(CAD)、デザイン力、マーチャンダイジングなどを追求し、指導的な立場に立てるプロとして、現場で即戦力になり得るクリエーターを養成します。

追求したい分野に打ち込める、環境とプログラムが充実!

2年次までに学んだことの中で、デザイン力や技術を高めたいと思う分野を中心とした専門的なプログラムです。自分の伸ばしたい技術や感性をさらに磨いていくことができる環境が整っています。

3年次カリキュラム

内容 単位
行事・LHR 8
オープン実習 12
服飾造形 32
服飾造形理論 4
パターンメイキング 4
ドレーピング 8
アパレル産業 4
デザイン画 4
キャリア開発 4
ワーク 10
卒業制作 4
合計 94

本科のデザイン造形学科卒業後に、進学するデザイン専攻では、さらに高度化した技術の習得を目指します。

例えば、パソコンで型紙を製図するアパレルCAD、ボディに生地を当てて洋服のシルエットを表現して型紙をとるドレーピング、リバーシブル、ベルベット、皮革、毛皮などの特殊な素材の裁断、縫製の技術などを少人数制の授業により行います。アパレルの工房のような環境の中で、本科の2年間では取得が難しい検定試験にもトライしながら、プロと同じ技術レベル、社会性を持ったスペシャリストを養成します。

3年次 ビジネス専攻

スタイリスト学科、ファッションビジネス学科の2年次を修了した学生のためのカリキュラムになります。アパレル商品のバイイングや流通、店舗経営学を学ぶことにより、本物のビジネスマンとしてプロデュースやマネジメントができる力のあるクリエーターを養成します。

アパレル市場の動きを自分の肌で感じられる、フィールドワークも魅力的

クリエーター学科では、現場感覚のある人材を育成できるよう、街に出て、ファッションを肌で感じ、ファッションの動向を読み取る力を磨いたり、プロが活躍する現場での実習など、フィールドワークも充実しています。

3年次カリキュラム

内容 単位
行事・LHR 8
オープン実習 12
ゼミナール 18
専門研究 4
ショッププロデュース 4
ショップコーディネート (4)
アパレルプランニング 2
デザイン画 4
ファッションビジネス検定 (4)
パソコンワーク 2
キャリア開発 2
インターン 8
卒制ワーク 10
卒業制作 4
合計 78(8)

( )は選択

実際のプロの現場で体験

スタイリスト、ファッションアドバイザーの現場実習を多く取り入れ、実際の撮影スタジオ、テレビ局などでのスタイリスト実習、メイク実習を体験しながら、プロの現場での仕事の流れを理解します。

フリーペーパーの製作

印刷媒体などにおけるコーディネートやメイクアップを、フリーペーパーやPR誌製作を通して学びます。

簡易ショップの出展

アパレルビジネスの現場と同じ環境を設定し、商品企画から仕入れ、広告宣伝、販売に至るまでの営業活動を実践していきます。これらを踏まえてブランド企画、ショップ設立の流れを授業の中でシュミレーションし、簡易ショップとしてフリーマーケットなどに出店します。

3年次 アーツ&クラフト専攻

アーツ&クラフト学科の2年次を修了した生徒のためのカリキュラムになります。工房のような雰囲気で制作作業に打ち込みます。プロとしていかに早く、綺麗に仕上げるか、よりデザイン性の高い作品作りを可能にします。

マーケットや企業に”自分”をアプローチする技術とアイデアを研究します。

基礎的な技術を完全にマスターし、これからブランド展開やショップ設立を目指している人に向けた、ワンランク上のテクニック指導や、製作が授業のメイン。将来の計画に合わせたビジネス展開なども踏まえた実践的な授業です。

3年次カリキュラム

内容 単位
行事・LHR 8
オープン実習 12
ACゼミナール 16
専門研究 8
彫金 12
ワックスワーク 8
クラフトデザイン 4
ACワーク 4
卒業制作 4
合計 76

東北では希少なシルバー、レザークラフト、ジュエリー制作関係の研究過程です。

彫金、ロストワックス、レザーの加工技術をフルに使い、オリジナリティ溢れる作品を数多く製作しながら、スキルを磨いていきます。また高度なデザイン性を加味させるべく感性を磨く授業を行い、デザイン性と完成度の高い作品作りを目指します。現場実習やビジネス専攻の授業も受講しながらビジネスとしてのノウハウを身に付けます。また、コンテストや作品展などへのアプローチを実践していきます。