平成３０年８月１１日(土)、せんだいメディアテーク１Fオープンスクエアにて
「Art to You!とうほく・わくわくコレクション」が開催されます。
公益財団法人東北障がい者芸術支援機構の方々が主催されているイベントで、
社会生活においてなんらかのハンディを持ち、東北に居住及び東北出身の人から
応募されたアート作品を審査・展示しているイベントです。
今回は４回目の開催となり、今まではただ展示するだけだったのですが、
作品の中にはアートといっても様々なものがあり、
そのいくつかの作品を私たちの生活に取り入れられないか？という発想から、
今回は「ファッション」という観点で新たな取り組みをすることになりました。
そこで浮かんだアイディアが、ファッションショーなのです！
公募展の魅力を一段と、かつ総合的に高めることに繋がり、
公募展活動の目的を多くの方々にさらに深く、ご理解いただけるものになる様、
ドレメも協力することになりました。
昨年は日本重症心身障害学術集会にて、障がいのあるモデルさん達への衣装制作に
取り組んだ私たち。車いす生活を余儀なくされ、既製服ではなかなか
自由にファッションを楽しめない方でも着用できるオーダーメイド服を制作しました。
成人式用のスーツや初めて履く革靴、振袖のリメイクやウェディングドレスなど、
様々なお洋服で楽しんでいただきました。
今度は障がいのある方が制作された生地やアートを元に、
コーディネート提案やドレス制作に取り組みます。
先日実行委員の黒須さんが来校され、
参加学生にプロジェクトの概要を説明してくださいました。
今回は３年次クリエーター学科に進んだ学生がメインで協力します。
４名とも興味深々で使用予定の素材を見つめていました。
視覚障がいのある宮城県内の学生さんがペイントした白衣のリメイクや、
知的障がいのあるお子さん達が自由に描いた墨汁アートを施した生地から作るドレスなど、
取り組み内容は様々です。
これからそれぞれの学生がデザイン画を描き、製作者の方々と力を合わせて
デザインを決定していきます。
どんな作品が出来上がるか、今からとても楽しみです♬
また随時ご報告いたします(^^♪ お楽しみに！