今年の卒業制作テーマが発表されました。
毎年ドレメでは、哲学者や人類学者、社会学者など様々な分野の方の
本や言葉から、現代の社会情勢や文化に合ったテーマを考えています。
このテーマからそれぞれの学生が、個人テーマを導き出し、
個性を開花させ、壮大な卒業制作を創り上げるのです☆
昨年は「生の拡充」、文学者で思想家の大杉栄さんの文献を参考にしました。
今年はどんなテーマになったのでしょうか？
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２０１７年 ファッション文化専門学校DOREME
卒業制作テーマは・・・
に決定いたしました！！！
Bricolage（ブリコラージュ）、フランスの社会人類学者、
クロード・レヴィ＝ストロースの著書である、「野生の思考」という文献からの言葉です。
直訳すると、器用仕事・日曜大工・あり合わせの手段や道具でやりくりすることです。
ある目的のためにあつらえられた既存の材料や器具を、別の目的に役立てる手法ともあります。
ただ購入するのではなく、自分でなにかを生み出す、意味を授ける、そんなプロセスが
今この時代だからこそ、必要なのではないでしょうか？
いつでもどこでもクリックひとつでモノが手に入るという、
とても便利になった現代で、本校はモノづくりやクリエイティビティーを大切にしています。
今年から、校名も「ファッション文化専門学校DOREME」に生まれ変わりました！
ファッションとは何か？
文化とは何か？
今、ファッションに出来る事は何だろうか？
そういった様々な問いを考え、答えをブリコラージュしていくことで
モノだけでなく、ヒトとヒト、ヒトと文化そしてファッションをも紡ぎ合わせていってっほしい。
そして、今とことん自分自身や周りの人達と向き合い、
過去現在から未来へ向かって、それぞれの命のエネルギーを繋いでいってほしいという
校長先生からのメッセージです。
これから2・3年生は本格的に制作に取り掛かっていきます。
今年はどんな作品が、どんな色が、音楽が、表現が、生まれてくるのでしょうか？
今からとても楽しみです♪
過去の卒業制作は今月23日に行われる学校見学会で見る事が出来ます★
しかもファッションショーで！
まだまだ参加者受付中ですので、是非ご参加ください♪
