すがすがしい冬晴れの日☀
福島県南相馬市で複数の縫製工場を営む、「福装21」さんの
会社見学に行って参りました!
made in Japanをテーマに、日本人の服を日本人の技術で、日本人が作る。
最高の教育プログラムと確かな技術を有する、東北指折りの縫製工場です。
組曲やESTNATIONなど、だれもが知るハイクオリティのお洋服は
こちらの工場で毎日仕上げられ、全国に送られています。
ドレメでも、例年デザイン造形学科の学生が卒業後の進路として
こちらを希望し、今現在も頑張って働いています。
また、毎年福島県で開催されるコンテストや、
学校のプロジェクトで使用する生地をご提供頂くなど…
大切なご縁のある企業さんなのです。
今年もデザイン造形学科の2年生を連れて、工場見学に行かせて頂きました♪
自然の中ににひと際目立つ建物!まるで学校のような内装。
ずらっと並ぶ最新型ミシンや見たこともないハイテク機械。
足を踏み入れた瞬間から、学生達の目がまんまるになっていました。
壁には検定合格者のお名前がずらっとならび、イタリアで研修をした人しか貰うことのできない
資格など…目を見張るものばかり。
ミシン一つ一つにはスマートフォンが備え付けてあり、
作業の進捗状況や時間管理などが一目でわかる仕組みになっていました。
工場にある機械や仕組み、部品や管理の仕方まで、1つ1つ福装21の土田さんが
丁寧にご説明してくださいました。
昨年入社のドレメの先輩の頑張りも見ることが出来ましたよ♪
工業用ミシンを使いこなして、すごいスピードで仕上げる様は、
すでにプロフェッショナル!
また、福装21さんではパターン(型紙)も自社でサイズ調整や変更を行っています。
CADというマシーンを使い細かい修正を行っていたのも、
東北の専門学校から2年前に入社されたばかりのお姉さんでした。
後半からは別の場所にある工場も見学。そこでも昨年入社の先輩のお話を伺うことができました!
先ほどの先輩とは違い、とにかく高度な技術力を磨く!特別な1着を作れるようになる!
という目標のもと、研修に励む先輩。
生産過程の一員ではなく、新しいチャレンジのために特別な教育プログラムを
作っていただいていました。社員一人一人にあった教育をしてくれ、
入社からずっと目をかけて、家族のように扱ってくださる会社。
なかなかないですよね。
先輩もとてもリラックスした雰囲気で、自分の作ったジャケットを見せてくれました。
そして学生たちの質問にしっかりと答え、学生と社会人の違いや、
学校での縫製とプロの縫製の違いを丁寧に教えてくれました。
温かい雰囲気の中、仕事には妥協を許さず、素晴らしい日本の技術力で
服作りをしている福装21さん。
帰るころには、見学した学生達も少しだけ目つきが変わっているようでした。
東北には実は縫製工場がたくさんあります。
工場と聞くと、「飽きる」「ださい」「田舎」などのイメージが
どうしても浮かんできてしまいますが、実際に目にする工場の皆さんの技術力は
とにかく驚愕です。職人さんの集団なのです。
様々なハイテク機械も使いこなし、日本中のおしゃれなお洋服を次々生産する姿は、
本当にかっこいいなと感じましたし、皆さん、何より楽しそうでした!
ファッション業界といっても様々なお仕事があります。
ドレメに入ると、まずどんなお仕事があるか学び、そこから、
自分が何をしたいか、どんな人になりたいか、考え、更に学びを深めることができます。
初めは興味がないと思っていた分野でも、気が付いたら、天職だったこともあるのです。
みなさんが持つ、無限の可能性、是非ドレメで発掘してみてくださいね♬
福装21のみなさん、
お忙しい中お時間をくださり、誠にありがとうございました!