平成30年3月10日、前日までの雨予報を覆す晴天☀
78年の歴史のあるドレメの卒業証書授与式が執り行われました。
今までに本当に多くの先輩方が手にしてきた卒業証書。
平成29年度卒業生31名にも手渡されます。
全員が手にする服飾・家政専門課程の「専門士」の称号。
重みのある、2年間の集大成の成果です。
校内やエントランスもすっかり卒業式仕様に。
宮城県内の企業、議員の方々から祝電やお祝いのメッセ―ジも多数頂戴しました。
控室には先生作の黒板アートも(*´▽`*)ドレメ全体で卒業生の門出を祝います。
担任の先生方、講師の先生方、来賓の方々、保護者の方々、在校生が見守る中、
1人1人の証書から、学業優秀者の表彰まで、厳かに授与式が進んでいきました。
一部の学生は自作のドレスで華やかさを演出しました。
これも約80年続くドレメの伝統です?
ご来賓のおひとりである、宮城県議会議員の相沢みつや先生。
ドレメの伝統と歴史をしっかり引き継いでいくこと、
震災から7年たった宮城県の現状、社会人としての心構えなどを
お話してくださいました。
当校の理事長・校長である菅野敦子先生もまた、
震災からの宮城県・東北、そしてファッション界について、
ドレメの校訓、いかに卒業生に期待しているかをお話してくださいました。
3月11日はまだまだ私たちにとって過去の話ではないと実感しました。
そして在校生からの心のこもった送辞と、卒業生代表の答辞。
卒業制作での思い出や、今の想いを堂々を話してくれました。
約1時間、あっという間に終わってしまった卒業式。
でもその1時間の間に、卒業生の表情は更に大人びて
頼もしい社会人のオーラをまとっていました。
今までのドレメ卒業生の仲間入りをした卒業生の皆さん。
皆さんが築いてくれた新しいドレメ、
後輩に引き継いでくれたいままでの伝統。
全て大切にこれからも守っていきます。
これから社会人になり、それぞれ学生時代では思いもしなかった試練に
出会うことと思います。その分今まで以上の喜びにも出会うことでしょう。
そんなとき、ふとした時にでも、ここドレメで学んだこと、
先生のお話、友人たちとの絆、思い出してください。
そして心細くなったら、いつでも遊びに来てください。
ファッション文化専門学校DOREMEはいつもここ支倉町にあります。
思いもよらない場所で、ドレメ卒業生に出会うかもしれません。
ドレメで得た縁、経験、知識を大切にしていってくれれば幸いです。
2年間、ありがとう。
よく頑張りました?
これからも、「いま、ファッションにできること」を考え
素敵な大人になっていってください。
卒業おめでとう!